WEPA 公開セミナー「アジア新興国における水環境ガバナンスの現状と今後」
2014年1月23日
活動
2014年1月23日に東京都目黒区六本木にある政策研究大学院大学想海樓ホールにてWEPAの公開セミナーが行われた。セミナーでは、日本人の参加者に対してWEPAの活動を紹介するとともに、アジアにおける水環境の状況とその管理制度に関する情報提供を行うことを目的として開催された。





- 場所
- 政策研究大学院大学想海樓ホール(東京都港区六本木)
- 参加者
- 約170名
- 主催
- 日本国環境省
- 事務局
- 公益財団法人 地球環境戦略研究機関
- 言語
- 英語/日本語
プログラム
- モデレーター 岡田 光正 放送大学教授(WEPAアドバイザー委員会座長)
- パネリスト チリン・ソッカ カンボジア環境省技術総局 副局長 テグ・カン 韓国国立環境研究所 主任研究員 宮崎 正信 日本国環境省水環境課 課長 および上記各国発表者
第9回年次会合
2014年1月21日
活動
2014年1月21日、神奈川県三浦郡葉山町にある(公財)地球環境戦略研究機関の本部にて日本国環境省の主催により、第9回WEPA年次会合が開催された。年次会合では、WEPA活動の進捗及び今後の計画に関して討議が行われた。



- 場所
- (公財)地球環境戦略研究機関葉山本部 (神奈川県三浦郡葉山町)
- 参加者
- 11ヶ国34名
- 会議サマリー
- 議長サマリー
プログラム
議長: 岡田光正 WEPAアドバイザー委員長
日本国環境省挨拶
小林正明 日本国環境省水大気環境局 局長
地球環境戦略研究機関挨拶
森秀行 地球環境戦略研究機関 所長
集合写真撮影
議題1: 2013年の活動報告
発表1:活動の概要
久山哲雄 (WEPA事務局)
発表2: アジアにおける分散型生活排水処理に関するグループワークショップの報告
Ms. Yun Insiani (インドネシア環境省 課長)
議題2:2013年の活動:産業排水管理
発表1:活動の概要「WEPA参加国における産業排水管理」
Dr. Pham Ngoc Bao(WEPA事務局)
発表2:ラオス国における産業排水管理
Dr. Pengkhamla Phonvisai (ラオス国天然資源環境省 課長)
昼食
議題3:第2期WEPA最終報告書
第2期WEPA最終報告書の概要
片岡八束(WEPA事務局)
議題4:第2期活動の考察と今後の活動について
発表1:第2期WEPAの活動報告
久山哲雄(WEPA事務局)
発表2:第2期WEPAの活動に関する考察
風間聡(WEPAアドバイザー委員)
発表3:第3期WEPAの計画
安田将広(日本国環境省水環境課 課長補佐)
その他の議題
- 第7回世界水フォーラムについて
Dr. Hojeong Kim(韓国環境研究所 研究員)
まとめ及び閉会の辞
アジアにおける分散型生活排水処理に関するWEPAワークショップ
2013年11月14日
活動
2013年11月14日、インドネシアのジャカルタ市においてWEPA及びインドネシア国環境省の共催でアジアにおける分散型生活排水処理に関するワークショップを開催しました。日本をはじめインドネシア、タイ、ベトナムから行政官、水に関する専門家、NGOが約30名会議に参加しました。ワークショップでは、各国の発表及び現地視察を通して、WEPA参加国で行われている分散型生活排水処理の技術及び管理の実態を共有することを目的として行われました。会議中には、参加者間でアジア諸国における分散型生活排水管理システムの実施可能性が議論されました。会議後、インドネシア政府によって実施されているブカシ市におけるSANIMASの現場視察を行いました。 また、ワークショップ参加者は、2013年11月13日に同じくジャカルタ市で株式会社クボタが開催した浄化槽のモデルプロジェクトに関するワークショップにも参加しました。



- 場所
- インドネシア・ジャカルタ市SARI Pan Pacific ホテル
- 参加者
- 約30名 (日本8名、タイ3名、ベトナム3名、その他インドネシア)
- 主催者
- 日本国環境省及びインドネシア国環境省
- 言語
- 英語
- 添付
- 会議議事録 (119 KB)
ワークショッププログラム
2013年11月14日
添付資料
2013年11月14日 浄化槽モデルプロジェクトに関するワークショップ(株式会社クボタ開催)における発表資料
第2回アジア太平洋水サミットにおける技術ワークショップ「より良い水質のためのアジアからの声:水に関するポスト2015開発目標に向けた議論」
2013年5月17日 09:00-12:00
活動
タイのチェンマイ市で行われた第2回アジア太平洋水サミット(http://info.apwatersummit2.org/)の期間中に、WEPAではアジア地域における水質管理に関する技術ワークショップを開催しました。第2回アジア太平洋水サミットでは、「水の安全保障と水災害への挑戦:リーダーシップと責任」を全体テーマとして様々なワークショップが行われました。WEPAの技術ワークショップでは、水に関するポスト2015開発目標に向けた現在の議論を考慮して、アジアにおける水質を改善するために必要な国際間及び地域間の協力について議論を行うことを目的としました。様々な国から40人を超える政策立案者及び水の専門家が本セッションに参加しました。セッションサマリーはアジア太平洋水サミットのフォーカルエリアセッションに提出され、更なる議論が行われました。



- 場所
- 国際会議展示場 ミーティングルームC(18 Doa-rueang) (タイ国、チェンマイ市)
- 主催者
- 日本国環境省、タイ国天然資源環境省、(公財)地球環境戦略研究機関、アジア水環境パートナーシップ(WEPA)
- 目的
- 水に関するポスト2015開発目標に向けた現在の議論を考慮して、アジアにおける水質を改善するために必要な国際間及び地域間の協力について議論を行うこと
- 添付
- セッションサマリー (60 KB)
プログラム
キックオフプレゼンテーション: アジアにおける水環境の現状とアジア水環境パートナーシップ(WEPA)
パネルディスカッション
- モデレーター
- 岡田光正:放送大学教授
第8回年次会合
2013年2月19日
活動
2013年2月19日、カンボジア、シェムリアップ市のアプサラアンコールホテルに於いて、日本国環境省及びカンボジア王国環境省の共催により、第8回WEPA年次会合が開催された。年次会合は、WEPA活動の進捗及び今後の活動に関して討議することを目的とする。


- 場所
- Apsara Angkor Conference & Resortホテル
- 参加者
- 12カ国35名
- 会議サマリー
- 議長サマリー
プログラム
議長: 岡田光正 WEPAアドバイザー委員長
日本国環境省挨拶
(北村匡 日本国環境省水環境課課長)
議題1: 2012年の活動報告
2012年の活動メニューの説明(WEPA事務局)
WEPA二国間会合の結果
Dr. R.M.S.K. Rathnayake(スリランカ中央環境庁環境汚染防止担当課長)
議題2 : 2012年の活動-産業排水管理
発表 1: マレーシアにおける産業排水処理システムパフォーマンス評価(IETS)の概要
Mr. Ismail Ithnin(マレーシア天然資源環境省環境局執行課課長)
発表 2: ベトナムの産業排水管理の状況(新しい排水基準の導入の背景と実施状況)
Dr. Do Nam Thang(ベトナム天然資源環境省環境管理科学院副所長)
発表 3: WEPAメンバー国における産業排水管理(2012年度調査中間報告)
(WEPA事務局)
質疑・討議: 産業排水規制の実施を進めるための条件とは(各国の取り組みと今後の課題)
休憩
議題 3: 2013年度の活動及びその後の活動
2013年度の活動及びWEPA第2期のとりまとめの方向について(活動素案の提示及び議論)
WEPA第2期レビュー及び第3期への期待(WEPAパートナー各国による第2期活動への評価及び第3期に向けた自国の期待)
まとめ及び閉会の辞
第4回WEPA国際ワークショップ
2013年2月18-19日
活動
2013年2月18-19日、カンボジアのシェムリアップ市のApsara Angkor Conference & Resortホテルにて、第4回国際ワークショップが開催された。国際ワークショップでは、WEPAメンバー国間で、生活排水対策の推進に向けて分散型排水処理に関する知見や制度を共有すると同時に、今後のアジアにおける分散型生活排水処理の普及方策及びそのためのWEPAとしての活動の方向性について議論した。



- 場所
- Apsara Angkor Conference & Resortホテル
- 参加者
- 12カ国58名
- 主催者
- 日本国環境省、カンボジア王国環境省
- 言語
- 英語
プログラム
2月18日(月)
開会セッション
- 主催者挨拶 (日本国環境省 北村匡水環境課課長)
- 歓迎挨拶 (シェムリアップ県Kim Chhai Heang副知事)
- 開会挨拶 (カンボジア環境省Khieu Muth次官)
写真撮影
基調講演1
(鈴木基之 元中央環境審議会会長)
基調講演2
(カンボジア環境省Sokha Chrin技術総局副局長)
コーヒーブレイク
WEPA及び本ワークショップの目的説明
(WEPA事務局 久山哲雄)
セッション1:アジアのオンサイト生活排水処理
「タイにおけるオンサイト生活排水処理」
Dr. Suwanna Kitpati Boontanon(マヒドン大学工学部助教授)
「マニラにおけるオンサイト生活排水処理」
Mr. Mark Tom Mulingbayan(マニラウォーター環境部課長)
「日本におけるオンサイト生活排水処理」
Mr. Takatoshi Wako(日本国環境省)
昼食休憩
セッション2:アジアのクラスター生活排水処理
「中国農村部における分散型生活排水処理」
Ms. Su jing(中国環境科学院、研究補助員)
「インドネシア環境省の小規模生活排水処理の経験」
Ms. Yun Insiani(インドネシア環境省インフラ・サービス部課長)
「タイにおけるクラスター生活排水処理」
Dr. Wilasinee Saktaywin(タイ天然資源環境省公害管理局水質管理局)
コーヒーブレイク
セッション2(続):アジアのクラスター生活排水処理
「マレーシアにおける分散型生活排水処理」
Ms. YBhg. Datuk Hjh. Nor’Aini Abdul Wahab(マレーシア エネルギー・環境技術・水省副次事務次官
「マニラにおける民間企業を活用した小規模生活排水処理」
Ms. Leonor C. Cleofas (メトロマニラ上下水公社)
「インドネシアにおけるコミュニティ分散型生活排水処理(SANIMAS)」
Ms. Emah Sudjimah(インドネシア公共事業省人間居住局)
「カンボジアにおけるコミュニティ分散型生活排水処理」
Mr. Nuth Makara (BORDAカンボジア)
「ネパールにおける傾斜土壌法を用いた小規模生活排水処理」
樋口朋崇 (日本水資源機構総合技術センター)
終了
2月19日(火)
セッション3:アジアの分散型生活排水処理の将来ビジョン
「韓国における生活排水処理の将来ビジョン」
Dr. Sungpyo Kim (韓国大学環境工学科科学技術科助教授)
「ラオスにおける生活排水処理の現状と将来ビジョン」
Mr. Phenghkamla Ponvisai(ラオス天然資源環境省公害管理局)
「ヤンゴンにおける生活排水処理の現状と将来ビジョン」
Ms.Khin Aye Myint(ヤンゴン市開発委員会技術局(水と衛生))
コーヒーブレイク
アジアの分散型排水処理~ワークショップ総括~
久山 哲雄(IGES淡水グループ研究員)
スリランカでの二国間会合
2012年8月27日
会合報告
2012年8月27日、スリランカ中央環境庁と日本国環境省は、日本‐スリランカ二国間会合を開催しました。平成21年度に新たにWEPAの参加国となったスリランカの政府及び関係機関からの参加を得て、特に産業排水管理に焦点をあてた発表や討議を通して、日本の公害経験やスリランカが直面する課題、その解決策の可能性について、活発な意見交換が行われました。



- 場所
- スリランカ コロンボ市、シナモングランドホテル
- 参加者
- 40名 (スリランカ側参加者35名、日本側参加者5名)
二国間会合プログラム
開会セッション
セッション1: T水環境の状況及び水環境管理の概要
セッション2:産業排水管理
討議
第6回世界水フォーラムでセッション「持続可能な未来のための水環境パートナーシップ」
2012年3月14日13:15 – 14:15
Overview
“持続可能な未来のための水環境パートナーシップ” 本セッションでは、パートナーシッププログラムとしてのWEPAの経験を共有し、持続可能な水環境管理をアジアや世界の他地域においていかに推進していくのかについて議論を深めることを目的としたサイドイベント「持続可能な未来に向けた水環境パートナーシップ」を開催し、議論を深めました。また、WEPAのパートナー13カ国の水環境管理についての最新情報をまとめたアウトルック「アジアの水環境管理2012」を同サイドイベントで発表しました。



- 場所
- Palais des Congrès(フランス、マルセイユ)
- 主催
- 日本国環境省、地球環境戦略研究機関(IGES)
- ファシリテーター
- 岡田光正 放送大学教授