出版物 / 報告書

WEPA第2期報告書 2014

アジア地域の水環境問題を解決するためには、水環境ガバナンスの改善が不可欠であるという認識に立ち、日本国環境省がイニシアティプを取り、2004年にアジア水環境パートナーシップ事業を開始しました。2009年から実施されてきた第2期WEPAでは、ワークショップや二国間会合などを通じて水環境問題の解決策を探るための知識共有を促すことで各国の水環境ガバナンスの改善を図ることを目的に活動を実施してきました。

この報告書は、第2期WEPA事業で行われてきた活動内容及び得られた成果を紹介することを目的に書かれたものです。まず、第2期でアジア地域の共通の課題として取り組んだ「水環境ガバナンス分析」、「生活排水処理」、「産業排水管理」及び「水環境管理分野における気候変動影響への適応」に関して、その活動の成果を整理しています。また、本事業に関わっていただいたWEPAパートナーの視点に立った本事業に対する評価を彼らのメッセージという形で取りまとめました。アジアの各国がどのような水環境問題に直面していて、WEPAのようなパートナーシップがその解決にどのように貢献できたのかについて整理させていただきました。特に、第2期WEPAの活動で得た知見を、各国の水環境管理制度にどのように役立てたのかについて、具体的な事例を紹介いただいております。さらに、今後の活動への期待についてもまとめております。

内容

第2期WEPAの活動概要

第2期WEPA重点課題に関する活動結果

パートナーからのコメント

付録(フォーカルポイント、パートナーズ、国内検討委員会のリスト、活動リスト)