WEPA国際ワークショップの開催「アジアのSDG6(持続可能な開発目標・ゴール6)における課題特定と展開のための分散型排水処理と汚泥管理の役割」
2019年2月21日
Overview
2019年2月21日から3日間の日程で、日本国環境省の主催により、第14回WEPA年次会合及び国際ワークショップが開催されました。13カ国の全WEPAパートナー国及び日本人専門家が一堂に会し、まずは21日に国際ワークショップが行われました。
アジアにおける水環境ガバナンスの強化の一環として、WEPAは2012年から分散型生活排水処理システム(DEWATS)に取り組んできました。今年の国際ワークショップ「アジアの持続可能な開発目標(SDG)6における課題を特定し促進するための分散型排水処理と汚泥管理の役割」では、2015年に採択された持続可能な開発目標(SDGs)達成のためにWEPAパートナー国でも様々な取り組みが開始されていることを受け、SDG6(ゴール6:水と衛生)達成のための議論が行われ、包括的かつ統合的な水管理システムが求められていること、各パートナー国でDEWATSは重要な役割を果たしうることが確認されました。 同日午後、川崎市及び一般財団法人日本環境衛生センターの協力の下、参加者は入江崎水処理センター及び川崎マリエンを訪問し、日本の水処理システムや浄化槽処理を見学しました。




- 場所
- 品川プリンスホテル(東京) 現地視察先:入江崎水処理センター(協力:川崎市)・川崎マリエン(協力:一般財団法人日本環境衛生センター)(双方とも神奈川県川崎市)
- 参加者詳細
- WEPAパートナー国行政官(13カ国)、専門家
- 主催者
- 日本国環境省
- 言語
- 英語
- 進行役
- 水野理(WEPA事務局)
プログラムと発表資料(英語)
オープニングセッション
- 開会あいさつ
- 環境省 水・大気環境局 水環境課 課長補佐 長谷川広樹
- フレーミングプレゼンテーション
- WEPA事務局 水野理
セッション1
- 基調講演1 「Decentralized Treatment for Domestic Wastewater Using the Johkasou System」
- 日本サニテーションコンソーシアム 調整官(国際業務) フラマン・ピエール
- 基調講演2 「Policy Dialogues and Network Building for Promoting Integrated Decentralized Domestic Wastewater Management in ASEAN」
- 国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 高度技能専門員(アジア・国際連携) 久保田利恵子
セッション2
- 優良事例の紹介「Decentralized Wastewater and Septage Management in Asia – Challenges and Opportunities」
- WEPA事務局 Pham Ngoc Bao
WEPAパートナー国における分散型排水管理を通じたSDGs促進事例とその課題
1 中国
2 インドネシア
3 タイ
4 ベトナム
- ディスカッション
現地視察(入江崎水処理センター及び川崎マリエン)
協力:川崎市及び一般財団法人日本環境衛生センター