ベトナムにおける多段型ハイブリッド湿地システムのワークショップ
2017年11月30日
Overview
2017年11月30日、多段型ハイブリッド湿地システムに関するワークショップがベトナム国ハノイにて開催されました。主催者はWEPA、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)、株式会社たすくおよび株式会社サティスファクトリーでした。ベトナム農業農村開発省(MARD)、ベトナム天然資源環境省(MONRE)、日本国環境省、日系企業、ベトナムの学術機関およびミャンマー・タイ・ベトナムのWEPA行政担当者を含む40名以上の参加者がワークショップに参加しました。 このワークショップで紹介された多段型ハイブリッド湿地システムは日本の複数個所、またハイズオンとタイグエンを含むベトナムの2都市において導入実績があります。参加者は当システムについて、またWEPAパートナー国であるインドネシア・ミャンマー・タイ・ベトナムの家畜排水管理の現状に関して学習する機会を得ました。2017年12月1日に、実際に多段型ハイブリッド湿地システムが設置されたハイズオンのブーイ・ユイ・ハン養豚場を見学しました。




- 場所
- ホテルニッコーハノイ、ハノイ、ベトナム
- 参加者
- ベトナム政府担当官(農業農村開発省(MARD)、天然資源環境省(MONRE))、日本国環境省、日系企業、ベトナムの学術関係者を含む40名以上の参加者
- 主催者
- 日本国環境省、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)、株式会社たすく、株式会社サティスファクトリー
- 言語
- 英語
- 議長
- 株式会社たすく
発表資料
セッション1 : ベトナムの家畜排水に関する現状および多段型ハイブリッド湿地システムの紹介
- ベトナムの畜産業および家畜廃水の現状および挑戦
- ベトナム農業農村開発省(MARD)家畜部事務次長 Tong Xuan Chinh
- プロジェクト概要 -多段型ハイブリッド湿地システムの紹介
- 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構) 加藤邦彦
- 多段型ハイブリッド湿地システム導入事例
- タイグエンPhuc Thinh養豚場 所有者 Nguyen Ngoc Lan
セッション2 : 近隣国の畜産業および家畜排水の現状
- 近隣国の畜産業および家畜排水の現状
- (公財)地球環境戦略研究機関(IGES)自然資源・生態系サービス領域マネージャー(水資源管理)/WEPA事務局 久山 哲雄
- タイの畜産業および家畜排水の現状
- タイ国農業・共同組合省 家畜開発部 Maytawee Tamprateep
- インドネシアにおける家畜由来のエネルギー:牛の廃棄物管理による水質汚濁管理
- インドネシア国環境林業省(MOEF) 小企業・非特定汚染源汚染管理部 部長 Dina Mansur Abdat
- ミャンマーの畜産業および家畜排水の現状
- ミャンマー国農業畜産灌漑省 家畜改良獣医局 Aung Thet Soe